こんにちは、つきてんです。
高校野球の季節ですね。でも今日は選手の話ではないのです。
高校野球の主役はグラウンドで必死に試合をしている
選手であることは間違いありませんが、
スタンドからの応援が試合を変えることもあります。
今回は高校野球で人気の応援曲や疑問を紹介しています。
暑い中で試合をしている選手も大変ですが、
応援をする人も大変なことをわかってもらえればと思います。
目次
1.高校野球の応援ルールと演奏者
高校野球の名物とも言えるのが、アルプススタンドでの応援です。
試合をしている選手が注目をされるのは当然ですが、応援も学校によって特徴があります。
1-1.高校野球の応援の基本ルール
高校野球の応援の基本的なルールは、マナー的なことが殆どです。
基本は攻撃時のみの応援というのは絶対的なマナーだと言われています。
1-2.高校野球の応援の演奏者は誰?
高校野球の応援をしているのは、高校生が殆どですが、
中には明らかに成人がまじっているようです。
この人たちの正体は一体だれなのでしょうか?
高校野球のアルプススタンドで応援をしているのは、
主に控えの野球部員と在校生や保護者などです。
演奏をしているのは、吹奏楽部などが演奏をしていることが殆どです。
ところが吹奏楽部も部活動として活動をしていますので、
ほぼ同時期にコンクールが開催されます。
吹奏楽部の部員が多い高校は、コンクールに出場をしない下級生などを中心に
野球部の応援にまわることも少なくありません。
吹奏楽部の人数が少ない学校は、吹奏楽部のOBなどに応援の依頼をして
演奏してもらうこともあります。明らかに成人がまじっているのはこのためです。
2.高校野球の応援に関する疑問
ここでは、高校野球の応援に関する疑問をいくつか紹介してみます。
知っている人も多いとは思いますが、おつきあいください。
2-1.選手独自の応援は誰が決めるの?
選手の応援は個々に違う曲を用意する傾向があるようです。
これは、高校にもよりますが、選手からリクエストを募り
可能な限り対応をしているようです。
楽譜があれば問題はありませんが、ない場合は楽譜を購入するケースや、
短いフレーズなので自分たちでアレンジをすることもあるようです。
後は学校独自の応援歌などがある場合は、
吹奏楽部主体で選曲をしていることもありますし、
左利きの投手だと「サウスポー」などの定番曲も存在します。
2-2.楽器をタオルで巻いている演奏者がいたけど?
甲子園に限らず応援席でタオルなどを楽器にまいて
大変そうに演奏をしている生徒をみかけることがあります。
これは、楽器を保護するための対応策だと考えられます。
ただでさえ炎天下や砂ぼこりは楽器にとっては、最悪の環境です。
また、楽器の多くは高価なものも多く、
自分で購入している生徒にとっては大切に扱いたいのは当然だと思います。
楽器の中でも木管楽器は特に環境的に厳しいと言われています。
従って楽器によっては保護をした状態での演奏になるケースもあります。
2-3.野球の応援曲って古い曲が多いのはなぜなの?
野球の応援に使用される楽曲は比較的古い曲が多いのですが、主な理由は3つあります。
ひとつは、吹奏楽部もコンクールを控えているので
新しい曲を練習できない場合や楽譜がないというケース。
次に高校独自の楽曲や昔から代々伝わる応援曲を使用している学校は
個性を発揮するためにもできるだけ同じ曲を選ぶケース。
最後に応援で演奏にきているOBが演奏を選択すると
古い曲になるという話も聞いたことがあります。
もちろんこれらは、学校によって考え方は異なるので例外もあります。
3.高校野球の応援曲
高校野球の応援で使用される曲には定番と呼ばれるものから
高校独自というものもあります。いくつか紹介したいと思います。
3-1.定番人気の応援曲
高校野球応援で定番の曲と言えば、
「アフリカンシンフォニー」「エル・クンバンチェロ」は外せない楽曲だと思います。
また、「サウスポー」「紅」「狙いうち」「さくらんぼ」なども多く演奏されています。
もちろん、他にも多くの曲が演奏されています。
特に近年では千葉ロッテの応援曲を演奏するケースも多くなっています。
3-2.学校独自の応援曲
定番の応援曲の他に学校独自の応援曲も多数あります。
もちろん楽曲によっては他校も演奏することもあるほど定番になっています。
【早稲田実業(西東京)】
【慶応(神奈川)】
【東海大学系列】
・喜びの歌
【天理(奈良)】
【横浜(神奈川)】
【智弁和歌山(和歌山)】
他にも学校独自に演奏される曲もあります。
最近は千葉県の市立習志野高校の応援が見事だということで人気になっています。
まとめ
高校野球は確かに野球そのものを楽しむのが一番だと思いますが、
時には応援の凄さで試合の展開が一気に変わることもあります。
最近は動画などでも観覧できるものもあるので、
是非一度聞いてみてはいかがでしょうか?
高校野球の新しい魅力が発見できると思います。