こんにちは!つきてんです。
国内で販売される新車に衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の取り付けを義務づける方針が政府から発表されましたね。
新型の乗用車は早ければ2021年度から、そして既存の車種はその数年後から義務づける方向だということです。
不意の事故を減少させるという点においてとても有意義なことかなとは感じるのですが、自動ブレーキと聞いて一つ気になることがありました。
それはこの自動ブレーキはマニュアル(MT) 車にはつけられるのかということ。
もしつけられないんだったから今後マニュアル(MT)車はなくなってしまうのでしょうか?
そこで今回は、『自動ブレーキはマニュアルにつけられる?義務化でMT車はどうなる?』と題しましてお伝えしていこうと思います。
それではさっそくはじめていきましょう。
目次
自動ブレーキはマニュアルにつけられる?
自動ブレーキついてるマニュアル車ってあるのかな
— たなけん (@_TanaKen) November 27, 2019
自動ブレーキのついたマニュアル(MT)車はすでにあります。
トヨタのカローラアクシオやフィールダー、ホンダのフィット、マツダのアテンザやアクセラ、スズキのスイフトなど国産のマニュアル車の中にもすでに自動ブレーキが搭載されている車種はいくつもあります。
とはいえマニュアル(MT)車のすべてに自動ブレーキが搭載されているわけではないので、今回の自動ブレーキ義務化の影響は大きくなりそうですね。
自動ブレーキ義務化でMT車はどうなる?
自動ブレーキはまず新型の車両で義務化されます。
これが2021年度からなのだそうで、すでにメーカーの開発はこれを見越して開発をしているのでしょうね。
そしてやはり影響が大きそうなのは、既存の車種についても2021年度から数年後に自動ブレーキが義務化されるということですね。
自動ブレーキ(被害軽減ブレーキ)義務化ってマニュアル車ってどうなるだろう…
自動ブレーキ付けれるのだろうか…
今後によってはマニュアル車乗りてぇって若い世代あきらめるしかなくなるんとちゃう?— はらちゃん (@jsdA2ylsNqplRJF) November 26, 2019
マニュアル(MT)車の中でもすでに自動ブレーキがついている車種があるのは先ほどもお伝えした通りですが、ついていない既存車種にも搭載をしなければならなくなるということで、果たしてマニュアル(MT)車はどうなっていくのでしょうか?
2021年度以降、マニュアル(MT)車の新型車はさらに減少していくのではないかと考えられます。
とはいえマニュアル(MT)車にはマニュアル(MT)車にしかない良さや、魅力があり根強いファンがいることも事実なので、全くなくなるということはないのではないかと考えています。
現状でもマニュアル(MT)車と自動ブレーキは共存を果たしているわけですからなくしてしまう理由にはなりませんしね。
また自動ブレーキ義務化に対してはこのような意見も出ています。
自動ブレーキは、高齢者の急発進急加速事故は防げない。むしろ免許取得から日の浅い方々の不注意事故の防止に役立って、有望な未来が守れて良い。
運転が便利になった結果増えた高齢者が起こす事故には原点回帰でマニュアル義務化が有効では?返納率も上がると思うな。— 薔薇薔薇薔乱婆 (@samouraimeillan) November 27, 2019
確かに高齢者の運転という点で考えるとむしろマニュアル(MT)をある年齢から義務化し、返納を促すという考え方は面白いなと思います。
初心者の事故を減らすという点での自動ブレーキは確かに効果が高そうだと感じますし、自動ブレーキを付けたからといっていわゆる「アクセルとブレーキを踏み間違えた」はなくならないでしょうからね。
その点マニュアル(MT)であればエンストしてくれるので踏み間違いによる事故は減るのではないかというわけですね。
おわりに
自動ブレーキが義務化されることで、重度の事故の程度が少し和らいだり、軽い事故が減ったりといい効果も期待できます。
マニュアル車にも自動ブレーキがついているものがすでにあるということもわかりましたので、今後マニュアル車がなくなるということはなさそうですね。
『自動ブレーキはマニュアルにつけられる?義務化でMT車はどうなる?』を最期までお読みいただきありがとうございました!